本文へスキップ

富士市弓道協会

沿革

当富士市の弓道の歴史を調べると、私達が知る限りでは明治43年頃と聞いている。
 当時の吉原警察署長相良様が追分町(現中央町)に住んでおられて出署前や夕刻に、よく通用門の所に砂を盛り、的を置いて射られているのを見て、西中町の槙野理髪店の裏にも、道場が作られ近隣の人達十余名が集まって、弓を射っておられたそうです。時を同くして、大渕でも十数名が、当時有名な印西派師範原川与五郎先生を招いて指導を受けていたが、その稽古場へ射会に招かれた吉原勢が帰途衆議一決、原川先生を吉原に招いて入門し、ご指導を受けたと聞いて居ります。 その後、理髪店の裏では不便なので、氏神でありました木之元神社の境内に朶を築き、ここで稽古をすることにした。
 やがて会員の零細な会費と労力によって道場が完成、皇太子殿下師範東宮職ご用掛りの大内鉄水範士のご出席を戴き、木下芳太郎師範の射場開式、大内範士の古術管矢の実演によって盛大な射場開きを実施、その後富士市弓道協会も時代の波に乗り、また、先輩の諸先生方の並々ならぬ努力と精進の積み重ねによって、現在は東部地区はおろか、県内でも優良地連として活躍しております。
 紙面の都合で、努力発展にご尽力戴きました、諸先生方及び会員として活躍しました方々の詳細をお知りに成りたい方は、誠にお手数ですが 富士市体育協会史をご覧下さい。
 上記、記念誌は富士市立図書館等に展示してあると思います。
 なお、富士市弓道協会の事で御用の方は、富士市体育協会事務局へお問合せください。


事務局

TEL 090-4157-6246

氏名  中村 庄平